PHPの関数って便利ですよね~あの関数って何だか知ってますか?
ざっくり説明すると、ある動きを先にまとめて、後からそれを呼び出し処理する方法です。
ながーーーいコードを書かずに手軽に処理できる素敵なアイデアです。
PHP側で既に用意されているモノも沢山あります。
文字を丸めたり削除したり1つの処理をしてくれるものが代表的です。
でも、自分のサイトだけよく使う処理ってあったりしませんか?
「カンマを消して全角を半角に直して文字数を調整して~」とか。
そんな複数の処理をまとめて、手軽に呼び出すことも出来るのです。
目次
wordpressでもPHPのサンプルコードなんかにも、functionってよく見かけませんか?
あのfunctionというのが関数にあたるものです。
この処理をする場合、「preg_replace」と「mb_convert_kana」と「mb_substr」のPHP関数を使います。下記のようなコードになるでしょう。
$str = "改行タグ<br />を削除して半角を全角(12345)に直して15文字取り出す"; $str = str_replace( "<br />", "", $str ); $str = mb_convert_kana( $str , "N", 'utf-8' ); $str = mb_substr( $str , 0, 15, "UTF-8"); echo $str; /* 出力結果:改行タグを削除して全角(123 */
毎度毎度、この関数コードを書くのって面倒くさくないですか?私は面倒くさい!
それでは、functionを使って処理をまとめましょう!
まず、実例を見てもらいます。見たら何となく分かりますw
function brzengomoji( $no01 ){ $no01 = str_replace( "<br />", "", $no01 ); $no01 = mb_convert_kana( $no01 , "N", 'utf-8' ); $no01 = mb_substr( $no01 , 0, 5, "UTF-8"); return $no01; } $str = "改行タグ<br />を削除して半角を全角(12345)に直して5文字取り出す"; echo brzengomoji($str); /* 出力結果:改行タグを削除して全角(123 */
おわかり頂けただろうか・・・。
重要なことだけササッと解説。
function brzengomoji($no01){ ~ }
これが基本形です。
このコードを書くことにより、brzengomojiという関数が成立します。
そして、( ~ )の中に処理したい何かをいれて、続く{ ~ }で処理するというわけです。
作った関数を呼び出す方法です。
echo brzengomoji($str);
brzengomoji()で呼び出すことが出来ます。()の中に処理したい文字列や数字などを入れます。
すると、PHPがbrzengomojiで定義されているfunctionを血眼になって探し当て処理をします。
もし、この時、brzengomojiという定義が見つからないとエラーとなります。
スペルミスなどに注意しましょう。
ちなみに、このfunctionはどこに記述してもPHPが探し当てて処理してくれます。
functionに送る値はいくつでもOKです。
例えば、mb_convert_kanaを使用して、ある文字列は全角、ある文字列は半角にしたい。
そんなワガママな事があるかもしれません。その様な場合の方法です。
function kana( $kana01 , $kana02 ){ return mb_convert_kana($kana01, $kana02, 'utf-8'); } $str01 = "半角123数字を全角にしたい!"; $str02 = "全角123数字を半角にしたい!"; echo kana( $str01 , "N" ); /*出力結果:半角123数字を全角にしたい!*/ echo kana( $str01 , "n" ); /*出力結果:全角123数字を半角にしたい!*/
ファンクション関数を作るときに与える値を2つに増やしています。この事で処理できる値が増え今回の場合、かな変換のオプションの変更が出来るようになっています。
こんな感じで、自分がよく使う決まった処理をfunction化することで無駄な作業がなくなり作業スピードもグンと上がることでしょう!
オリジナルfunction関数はプログラマーの財産です(`・ω・´)ゞ